オタクの落書き(改)

オタクがぶつぶつ言うだけ

むしとりおじさん

むしポケモン

攻撃時

×2 くさ エスパー あく

×0.5 ほのお ひこう どく かくとう ゴースト はがね フェアリー(トップの7タイプ)

防御時

×2 ほのお ひこう いわ

×0.5 くさ かくとう じめん

なーーーーーにがフェアリーじゃ

 

こんなところ読みにくる人は既にご存じだと思いますが、僕はポケモンのタイプの中でむしタイプが一番好きです。

とは言っても、初代の頃からずっと!とか、むし統一でレート○○到達!なんて誇るものはなくて、一介のむしとりしょうねん、もといむしとりおじさんでしかない。

せっかくお題をもらったので一度むしポケモンについてガッツリ書いてみることにした。

黄色いあいつ

元々現実の虫が好きかと言われると、むしろ苦手な方で、どんなに小さくても部屋で見かければ無視できず、ティッシュをむしり取って繰り広げる戦闘はさながら針のむしろのような気分だった(ネタ切れ)

むしポケモンを好きになった最初のきっかけは、何と言ってもBWで登場したあいつ。

 


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https://www.pokemon.jp/zukan/detail/596.html

 

どぎつい黄色に渋い青、適度にデフォルメされた蜘蛛のポケモン。元々でんきタイプは結構好きで初の複合タイプにはしゃぎ、発売前に紹介された時点でとても気になっていて、ストーリーで絶対手持ちに入れると心に決めていた。登場が結構中盤だったので待ちくたびれていたのを覚えている。むしポケモンというと、古くはキャタピービードルのような、いわゆる「スライム」的な役回りが多かった。それ故になおさら待たされての登場に感じたのかもしれない。BWでウルガモスなどの強力なむしポケモンの登場によって、そのイメージを完全に払拭し、舞台となったイッシュ地方はむしポケ好きの第一の聖地となったのだった。アイアントアギルダーイワパレスウルガモスシュバルゴデンチュラハハコモリペンドラー(ゲノセクト)、並べるとカラフルで個性があって素晴らしくないですか???(空で漏れなく出せてニッコリしてる)

モフモフには特別惹かれないタイプの人種だけど、この子とバチュルは別(リアルの蜘蛛は毛が生えてるタイプのは結構えぐいけど)。脚が6本だったりはするけど、特性にもある通り複眼だったり、エレキネットという準専用技など、ちゃんとした蜘蛛要素もある。むしポケモン全体的に目がいい感じのポケモンが多いのだけど、デンチュラの目もその例に漏れない。

数値的には高速並火力紙耐久で、三流トレーナーとしてはお膳立てして退場してもらうことが多かった。特性ふくがんのお陰で、かみなりを命中91のメインウエポンとして採用できるのは間違いなく独自の強みだった。当時猛威を振るったガブよりも素早さが1速いものの、しっかり耐久を調整しない限りはとりあえずのがんせきふうじでS逆転されながら致命傷、げきりんはもちろんでんき複合故にじしんでも致命傷、上からめざパ氷70を叩き込んでも落とせない、と痒いところに手が届かない感じで仕事をしてくれたのを覚えている。活躍させてやれなくてすまない…。

デンチュラ、こんなにかっこよさとかわいさとかしこさを兼ね備えてるのに、あまりにもグッズ展開が少ない。数年前のハロウィンにバチュルのぬいぐるみパスケースが発売されると分かると、飾るためにポケモンセンターまで行った記憶がある(定期券圏内だったが)。夏はむしとりの季節!みたいな感じでむしポケモングッズキャンペーンやろう?やらないか。

殺意高めのあいつ

時代はカロス地方へ。新たなむしポケモンビビヨン系列しかおらず(しかも害悪で名が売れてしまい)少々寂しかったが、今となっては黒歴史メガシンカを手に入れたのはむしポケモンも変わらない。その中で特に興味を引かれたのがあいつ。


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https://www.pokemon.jp/zukan/detail/127_1.html

 

この殺戮マシーン感たまらないでしょ。目ってさっき書いたけど、この殺意半端ない感じの目もまたいいと思うんですよ。目の他にもう一つ上げるとすると、どこか機械的・非生物的なところを感じるポケモンがいるのもむしポケモンの魅力なのだけど、その代表格。他にはフォレトスとかビークインとかメガスピアーとかクワガノンとかグソクムシャとかオニシズクモとか(早口)。

ラグカイロスって構築が流行ってて、試したときのメガカイロスの圧倒的破壊力に惚れて、Twitterアイコンをペイントで作ったクソみたいなメガカイロスの絵にしていたら、見かねた某氏がちゃんとしたやつを描いてくれたので、しばらく使っていた。その頃からゲームの友人からは「カイロス」と呼ばれるようになった。今は諦めて自称してる。

第二の聖地へ

対戦はあまりやらなかったアローラだが、イッシュに並ぶほどのむしポケモンの聖地だと思っている。ムーン・ウルトラムーンは、最初にアゴジムシを捕まえるまではモクローで、以降はむしポケモンのみを戦闘に参加させる縛りプレイをしていた。ヴェラ火山公園・炎の試練だけはゆるさねえからな。

唯一の水複合だったアメタマ以来の新たな新顔が2匹も増えただけでなく、いわゆる準伝説にあたるウルトラビーストのむしポケモンも2匹追加され、それ以外にも待望のフェアリー複合とめちゃくちゃ見た目好みなクワガタ2号。

さっきも書いたけど非生物感あるデザインがいいところだと思っていて、クワガノンはまさにそれに該当するが、進化前のデンヂムシも是非見てほしい。特に7世代は何かとポケモンを撫でる機会が多かったと思うのだけど(というかそうでもしないとヤトウモリやウルネクに勝てんわ)、あの子進化前からちゃんとクワガノンと同じ目を奥に隠していて、(確か怒ったときに)ガラスのような目の奥でピカピカ光らせるのが可愛い。嫌がってるんだろうなって分かりながらも、あれが見たくてたまに突いてしまった。ごめんな、いつもひこうタイプ相手してくれて助かったよ。オニシズクモも正直UBの仲間かと思ったし、グソクムシャも鎧そのものみたいでかっこいいよね(某沼の水族館で標本見たりしたからグソクムシそのものに愛着があるのは内緒)。正統派なかわいいやつそこまで好きじゃないんだけど、アブリボンはマフラー巻いてるみたいなデザインや錦玉子みたいな色合いが好きで結構お気に入り(というか旅パのアブリボンのNNがそのまま「にしきたまご」だった)。

ウルトラビーストの2匹は対照的に生物感溢れてるなと感じた。フェローチェはUBの中では一番生物らしい見た目で(数値や耐性とは裏腹に)いろいろと生命力強そうなのはさておき、特に言いたいのはマッシブーン。目がないし見た目があれなので怖く見えるけれど、事あるごとにポーズとるし、あれだけバイタリティ溢れる見た目と行動は、UBらしくなくない?流石に贔屓目か。でもむしポケモン関係なく可愛くないかあいつ。

そして紙へ

ソード&シールドも楽しみですと言う前に一つ触れておくならば、最近やたら人気なポケカグソクムシャGXのためだけにグズマ(800円)を4枚買うなどして突発的にデッキを組んだのだが、カードを入れ替えながら友人が押し付けて譲ってくれたモルフォンGXデッキと使いまわしながら身内とだけのんびりやっている。だってそろそろ店舗行ってみようかなって思った矢先にダブルブレイズとか発売するから・・・。フェロマッシTAGとかも興味なくはないけど、あんまりあれこれは手を出さないようにしようね(自分への戒めの祠)(しかし僕は非GX)(いつまで経ってもたねポケモン)。

最後に

デンチュラからの思い出を中心に書いていたので、昔のむしポケモンについてあんまり書けなかった。例えばドクケイルの薄っぺらいフォルムと毒々しい色合いが好きっていう話とか、ちょうはつを覚える唯一の最終進化むしポケモンだった時期があるコロトックとか、ウルトラムーンでちょうのまい6積みしてゲーチスを6タテするバタフリーとか、色々思うところや思い出はたくさんあるけれど、この辺にしておきます。書いてるとポケモンに何らかの形触れたくなってくるな・・・。