オタクの落書き(改)

オタクがぶつぶつ言うだけ

ロサ怪文書

危機契約#6も始まったアークナイツですが、弊ロドス性癖TierGODと名高い狙撃オペレーターのロサが明日から2週間、恒常ピックアップに加えて上級資格証180枚で交換できるようになります。いくら公開求人でちょいちょい集まると言っても180枚だし、交換所に置くならそっちじゃねえだろという心無い言葉が聞こえてきそうなほど待ち望まれているエイヤフィヤトラやシルバーアッシュといった強力なオペレーターのために残しておきたいという方々も多いと存じますが、別にその考えをどうこうしたいという意図もなく、ただただロサの良さ(語呂がいい)を書き連ねたいので書きます。
性能だけで言うなら交換しなくていいですよとは一応言っておきます。全然よわかないけどね。

性能

性能なんて白wiki黒wikiの論文でも読んでもらえばいいんですが、せっかくなので使用者の声を書いておきます。

狙撃オペレーターではあるものの、対空攻撃を優先することはなく、むしろ

  • 「重量の重い敵を優先する」特性

  • 「重量ランクが3以上の敵を攻撃時、敵の防御力を60%無視」する素質

  • 元の攻撃力1142(3凸で+34)に加えて「編成中、【ウルサス学生自治団】の攻撃力+8%(4凸で10%)」する素質で1233(1293)にまで伸びる

といった点から、通常の物理攻撃ではまともにダメージが与えられない重装兵類への攻撃が主な役割となる。

もちろん「術師でいいのでは?」という意見が出ると思うが、差別できる理由が独特な攻撃範囲とスキル3にある。一般的な狙撃オペレーター(速射手)と異なり、自身のいる列と目の前1列には攻撃できない代わりに前方と左右に1マス分広い範囲を攻撃可能。スキル3のラヴィーナシュートではその広い攻撃範囲内の4体の敵を8秒間バインドしながら125%の攻撃力で8回攻撃する。倍率こそ125%と控えめだが、その場にくぎ付けにするという意味で、ただの火力役にはできない動きが可能。キルゾーンに入れつつブロックはさせない、特定位置で倒したい敵に止めを刺すなど様々な用途があり、SPも30のみで☆6の火力役のスキル3としては珍しく、決戦兵器というよりも小回りが利くタイプ。
とは言ってもコストや即効性という面ではエクシアのような速射手ほどの小回りはなく、独特な範囲故に歯がゆい思いをすることもある(この辺はイフリータの直線病に近しいものを感じる)。火力役ではあるが狙撃手としては遅い攻撃速度故に、低防御相手には効率的なダメージが出せないこともある。まあ並の雑魚なら一撃で致命傷ですが……。DPSで言うならば2体攻撃になるスキル2の方が攻撃上昇量も大きく、シンプルに使いやすいかもしれない。

ということで個人的は評価としては「大物猟」という素質名の通り、デカブツ相手には火力を出しやすいものの、実は補助的な側面が光るオペレーターという感じですね。

外見

モチーフはホッキョクグマ。ふわふわロングの白髪に赤と青のオッドアイ。昇進絵は黒タイツに目がいきがちだが、スカートの外に出ているくま尻尾もキュートですね。何より身長174cm!!BIG LOVE...(長身好き)
使用武器はゲーム内の性能に違わぬ捕鯨砲。そんなもん人に向けて撃つなホッキョクグマの体躯だからこそ為せる芸当ですね。ゲーム中では攻城兵器と記されているが、あの世界には鯨はおろか、普通の海すらないからね。

CVは上田麗奈さん。結局声優じゃんと思ったあなた、順序が逆です。声こそふわふわお嬢様ではあるものの、礼儀正しく受け答えもしっかりしておりロドス内でも評判が良いらしい。強襲クリアのボイスでやたらとはしゃぐのは、まだ学生であることを考えれば年相応か。

ウルサスの子供たち

youtu.be

以下オムニバスストーリーイベント「ウルサスの子供たち」、特に「ジレンマ」の話を含みます。事象のかけらが余ってるプレイヤーは是非自分で読んでね。

youtu.be

こんなに楽し気な音楽のイベントが鬱ストーリーなわけないだろいい加減にしろ

ロサとはロシア語で「Ρоса」、「露」の意味を持つ言葉であり、ロドスで前線に出て戦うことを決めた際に彼女自身で選んだオペレーター名である。

本名をナターリア・アンドレーエヴィナ・ロストワという彼女は、チェルノボーグを仕切るウルサス貴族の娘である。プレイヤーならご存知の通り、チェルノボーグとは暴徒集団レユニオンによって壊滅的悲劇を受けた街である。ちなみに貴族の嗜みなので「マゾヒズム」に理解がある(公式情報)。ズィマーは知らない(公式情報)。
チェルノボーグから逃げ遅れて捕まってしまった彼女は、レユニオンの幹部によって近辺の複数の学校の生徒と合わせて1つの学校に集められた。その場にいた貴族たちは、自身の立場故に何かの交渉材料として生かされているのだと考えていたが、実際のところは閉鎖空間に留めた生徒たちの動向を観察したかっただけに過ぎず、実際に趣味の悪い欲望を満たす結果となる。
一か所に集められた「頭がイカれた(ズィマー談)」貴族の子供たちは、互いにいがみ合いを始めたが、それを止めたのがチェルノボーグの重鎮の娘のナターリアだった。通っていた学校の生徒会長でもあった彼女は貴族学生のリーダーとなるが、集団の中の1人が「平民から略奪する」提案をする。彼女はそれを蛮行と分かっていながらも、グループを団結させるためだと考えて同意してしまう。その後、食料難に陥った平民学生たちは食料を求めて争いを起こし、その矛先は貴族学生にも向けられる。ナターリア以外の貴族学生は恐らく全滅したと思われる。この食糧難の裏で何が起きたか、一体誰が貴族への襲撃を行ったかは…是非他のストーリーも読んでみてください。
この学校での事件が収束するまでナターリア自身は一人も手をかけていないが、事件の引き金を引いた罪は消えなかった。貴族としての自分を捨てて贖罪のごとくロドスで働いても癒えることはなく、カッターナイフでの自傷行為を何度考えても、結局実行することはなかった。

個人的なロサの魅力は、自身の愚かさや罪を理解していながらも、贖罪よりも自身の死を以ての幕引きを望み、それでいて自身でそれを実行することはできない半端物でいることを自覚しているが故の葛藤ですかね。別に僕は周囲の人間を命の奪い合いに巻き込んでしまったことはまだないですけど、やらかしをしてしまって無責任に消えてしまいたいと思うことは多々あったので、その辺の人間らしさが共感できました。皆さんもダメと分かっていることを止められず大変な事態を引き起こしたことがあると思います。夜更かし・二度寝、追い課金や飲酒、etc...

ところでオペレーターの凸アイテムには固有のメッセージが設定されている。

一本のペーパーナイフ。彼女は厳かにあなたに差し出したが、あなたには理由がわからない。

自分の死に場所を託すという意味か。でもペーパーナイフ…?カッターナイフじゃないのか?誤訳?はたまたガチ刃物は重過ぎると遠慮したのか、それとも本物はまだ手元に置いておきたい気持ちがあるのか…。解釈は人それぞれですかね。

コーデ

以下大陸版で実装されたロサのコーデの話をします。

ロサのコーデとは書いたんですが、これはあくまでも「ナターリア」のコーデなんじゃないですかねみたいな考察があって、非常に興味深かった。

まず、これは通っていた学校の入学式で来ていたらしいドレス。続いてコーデ名が「傑作」。一体誰にとって、どういう意味での傑作なんでしょうかね。そして、ステージや衣装に夢中でナターリア自身に目を向けていないテディベアの皆さん。いやいや1匹だけちゃんと見てますよ、鏡の中から、泣きながらね。ちなみにSDモーションだとテディベアが弾を込めてくれるらしい。自分の手を汚さなくて済むね、やったねナターリア!!早く実装しろ、いやでも着せたくない気持ちもある。オタクは面倒
一説によると、背景やドレスがミュージカル「エリザベート」の雰囲気に似ているとか。エリザベートは「死」に誘惑され続ける女性の物語らしいですね。

おわり

以上。もう少し書きたかったことがあった気がしたが突貫じゃこんなもんか……。他のキャラはもう完全に見た目とかただの性格の話になっちゃうから書けないので書きません。

正直ざーっと実装キャラ見てた時はそんなに惹かれてなかったんだけど、読んでなかったストーリー読むか~~ってなって刺されてからそろそろ1年経つくらいかな。初のレベルマとして立派に前線で活躍してくれています。罪の意識があるなら俺の言う通りに戦って胸張って生きろ!!

危機契約はデイリー8等級は推しナイツで頑張ってみます。常設は……全力で旧約18等級やってから考えます……。