オタクの落書き(改)

オタクがぶつぶつ言うだけ

あと3日

時代が俺に追い付いた(逆)

今日からはもう推し3人について一日ずつ書きます。ちょうど虹ヶ咲の生放送もあったので今日は優木せつ菜さんについてにします。後半でスクスタのネタバレ関連ガッツリ書いてます。

度々SNSなんかで見かける「推しは自分が理想とする姿」ってやつですが、個人的には結構当てはまると思っていて、今回この話題に触れるに当たって改めて優木せつ菜さんのことを考えてみて、やっぱりその例に漏れてはいないかなという結論になった。それは、自分の大好きなもののために他のものを捨てることなく、きちんと取り組もうとする姿勢なのかなと思いました。

オタクってのは、今でこそ程度は軽くなったと言えど何かと白い目で見られがちであり、それは一部の極端な事例だったり、物事の伝え方によるものであったりするかもしれないが、少なからず原因はオタク側にもあるのは事実だとは思う(もちろんいわゆるオタク以外の集団にも同じような例があると思うが)。

悪目立ちするとその集団全体が悪く見られてしまうのは世の常であり、自分がそういう例として目立ってしまうことはコンテンツのファンとして一番悲しいことだとずっと思っていたので、オタクであることは恥じぬようにしながらも、自分の好きなものに泥を塗ることがないようにっていうのは常々心がけるようにしてきたつもりだった。

「スクールアイドルなんかやってるからダメなんだ」、そんなことを言われないように、自分の大好きなものを大事にしたい、誤解されたくない一心で、彼女は生徒会長を務めて優等生として生活しながら、自分の大好きなスクールアイドルとしての活動を両立してきた。それは中途半端な気持ちでの両立ではなく、相応の覚悟と努力の上で成り立っていたものだったと思う。とは言えやっぱり一番好きなものはスクールアイドルであり、なかなかうまく両立できない部分もあり、そこを糾弾したのが三船栞子って女だったんですが。いくら声優の顔が良いからって許せねえあの女。でも結構好き。こんなこと書いてるけどあの章読んでるときめちゃくちゃ辛くて、実は優木せつ菜ってキャラクターが好きなのかもしれないと気づかされた一因でもありそう。

そんな優木せつ菜さんもキズナエピソードにてついに両親と直接対決するわけで、遠回りしてたどり着いたのが、思いの丈を歌って見せた・見せつけた歌であるMELODYになるわけですよね。歌詞にある「誰よりも味方でいてほしいあなた」ってのは、彼女の目線で見たら個人的には「あなた」よりも「両親」の側面が強いのではないかなと思っている。ずっと理解してもらいたいと思いながら、実はしっかり向き合うことから逃げてきた彼女が、初めて向き合う場で伝えたかったことが全部詰まっているのがあの曲です。

去年の1stライブ、もちろん楠木ともりさんのパフォーマンスは圧巻だったと思っているが、多分僕に止めを刺したのは最後にスタンドマイクを蹴り倒したあの瞬間だと思っている。とても優等生らしからぬあの行動に、スクールアイドルとしての優木せつ菜の本心が集約されていたのだと思う。自分自身変なとこだけ真面目というかしょーもないプライドを持ちがちであるので、そういう殻を打ち破る瞬間を見せつけられて、憧れとか爽快感とか、そういうものが決定的な要素になっているような気がする。

最後になりますが、きっかけは間違いなくソロ曲だったので、虹ヶ咲あんまり知らないよって人(そんな人がここまで読むか?)も是非「MELODY」と「CHASE!」をよろしくお願いします。キャラの背景とか置いといても単純に、前者は応援ソングとして、後者はかっこいい曲としてオススメです。